塗り替え時期の目安

外壁

吹き付け / 6〜10年

サイディング / 10年

ACLパネル / 10年

屋根

カラートタン / 5〜8年

スレート(コロニアル) / 10年

木部

3年

鉄部

3年

このような症状がでたら塗り替え時期です

1.艶が落ちてくる

2.色の彩度が落ち変色してくる

3.表面が粉っぽくなってくる(チョーキング現象)

4.ひび割れ、コケが生えてくる

5.塗膜が剥がれてくる

塗り替えの工程

下処理の種類 部位 この処理が必要な症状
1:高圧洗浄 外壁、屋根 等 汚れ、藻やカビの発生
2:クラックの下地処理
(1)フィラー刷り込み
外壁(モルタル吹き付け面) ヘアークラック(表層のひび割れ)
2:クラックの下地処理
(2) Uカット後シーリング処理
構造クラック(深層に達するひび割れ)
3:脆弱塗膜の剥離 塗膜の膨れや剥がれ
4:パターン補修 Uカット後シーリング処理や塗膜の剥離により、もともとの塗装模様がなくなった場合
5:目地と窓廻りのシーリング処理 外壁(サイディング壁、ALCパネル) シーリング部に亀裂
6:樹脂モルタル充填 外壁(鉄筋コンクリート造) 鉄筋の錆によるコンクリートの爆裂
7:エポキシ樹脂注入 経年によるモルタルの剥離・浮き
塗装(下塗り、中塗り、上塗りの3工程が基本ですが、塗装システムにより工程が増えます)

工事価格 (参考価格)

塗装工事の見積の価格は、1. 作業性、2. 工法、3. 現在の塗膜(または下地)の状況によって変わります。ここに一律に単価を決定出来ない難しさと比較の難しさもあります。

下記の表はある大手材料メーカーの設計価格表の抜粋です。塗装システムに関してはメーカーの製品名が書かれ判りにくくなってしまいますので、塗料の耐久性を決定付ける主成分の樹脂の視点から分類させていただきました。

尚、詳細な工事価格は現地にて物件を調査したうえでお客様にご提出いたします。

 
塗装システム 塗り方 単価(円)
微弾性フィラー+水性反応型ウレタン樹脂塗料2回 薄塗り(ウールローラー) 2,970
厚塗り(砂骨ローラー) 3,300
微弾性フィラー+水性反応型シリコン樹脂塗料2回 薄塗り(ウールローラー) 3,520
厚塗り(砂骨ローラー) 3,850
微弾性フィラー+水性反応型ふっ素樹脂塗料2回 薄塗り(ウールローラー) 3,960
厚塗り(砂骨ローラー) 4,290
微弾性フィラー+弱溶剤型ウレタン樹脂塗料2回 薄塗り(ウールローラー) 3,410
厚塗り(砂骨ローラー) 3,740
微弾性フィラー+弱溶剤型シリコン樹脂塗料2回 薄塗り(ウールローラー) 3,850
厚塗り(砂骨ローラー) 4,180
微弾性フィラー+弱溶剤型ふっ素樹脂塗料2回 薄塗り(ウールローラー) 4,180
厚塗り(砂骨ローラー) 4,510

【ご注意】 材工価格は原則として300m2以上を基準としています。材工価格には足場代、下地調整代、養生費、諸経費は含まれておりません。消費税込み。

仮設工事

資材運搬トラックが建物の前に止めることができない場合や、隣との間が極端に狭く、明らかに作業効率が悪くなると判断される場合は、別途費用がかかります。 階層が高ければそれに応じて単価は上がります。

項目 内容 単位 単価(円)
仮設足場 2階建て 770
3階建て 880
屋根足場 必要な場合 880
養生メッシュシート 165

外壁下地処理 単価基準表

項目 内容 単位 単価(円) 主な適応素材
高圧洗浄 100〜150 275 各種外壁/各種屋根
高圧洗浄2 トルネード洗浄 330 旧塗膜に剥離が生じている生じている場合
薬品洗浄 薬品洗浄後の高圧洗浄含む 770〜 磁気タイル
クラック処理1 フィラー刷り込み 人工 27,500〜 外壁モルタル
クラック処理2 Uカットシーリング 人工 27,500〜 外壁モルタル

シーリング工事 単価基準表

項目 内容 単位 単価(円) 製品例 主な適応素材
シーリング打ち増し ウレタンシーリング m 660 ペンギンシール999 ALC目地
シーリング打ち変え1 ウレタンシーリング m 1,320 ペンギンシール999 ALC窓廻り
シーリング打ち変え2 変成シリコンシーリング
(ボンドブレーカー込)
m 1,430 ペンギンシール2550NB サイディング目地・窓廻り
タイル目地・窓廻り

外壁塗装: モルタル・サイデイング・ALCの塗装仕様 単価基準表

項目 内容 単位 単価(円) 製品例 主な適応素材
下塗り(1回塗り) シーラー 660 下地がよい場合
微弾性フィラー(ウールローラー) 715 アンダーフィラー弾性エクセル 一般的
エポキシ系下塗り材 770 サイデイング
微弾性フィラー(砂骨ローラー) 990 アンダーフィラー弾性エクセル ヘアークラックが多い場合
防水形弾性フィラー 1,100 DANフィラーエポ 構造クラックが多い場合
上塗り(2回塗り) 二液ウレタン仕上(2回) 1,760 ファインウレタンU100 模様替えに最適(店舗外装の色替えなど)
水性シリコン仕上(2回) 1,980 水性シリコンセラUV コストパフォーマンスが大(10年毎にメンテナンス計画ではこれ)
二液シリコン仕上 2,420 ファインシリコンフレッシュ コストパフォーマンスが大(10年毎にメンテナンス計画ではこれ)
ナノシリコン樹脂塗料 2,200 ナノコンポジット シリコンの耐久性にセルフクリーニング効果マットな(艶消しの)仕上がり
4Fフッ素仕上 3,300 ファイン4Fセラミック 長期耐久の多くの実績
上塗り(2回塗り) 無機系塗料 4,400 アプラウドシャラスターMK 最新の塗料技術が投入
フッ素を上回る耐久性
上塗り保護コーティング(1回塗り) 無機系コーティング材 660 クリスタコート 上塗り材に防汚機能をもたらす

屋根下地処理 単価基準表

項目 内容 単位 単価(円) 主な適応素材
高圧洗浄 100〜150kg/㎠ 275 各種屋根
高圧洗浄 トルネード洗浄 330 スレート屋根
※4種ケレン 手工具によるケレン 550 鋼板屋根
※3種ケレン 電動工具によるケレン 660 鋼板屋根

3種ケレン及び4種ケレンの単価に関しては錆の状況により大きく変動しますことをご理解ください。

屋根塗装 単価基準表

項目 内容 単位 単価(円) 製品例 主な適応素材
下塗り 一液浸透シーラー 660 スレート屋根
二液浸透シーラー 715 ファイン浸透シーラー
二液遮熱シーラー 770 サーモアイシーラー
錆止め 一液エポキシ錆止め塗料 715 一液ハイポンファインデグロ 鋼鈑屋根
二液エポキシ錆止め塗料 770 ハイポンファインプライマーⅡ
二液エポキシ錆止め塗料 825 ハイポン20デグロ
上塗り(2回塗り) 水性シリコン(二回) 1,540 水性シリコンベストⅡ スレート屋根
鋼鈑屋根
一液溶剤シリコン(二回) 1,650 ファインシリコンベスト
二液溶剤遮熱シリコン(二回) 1,980 サーモアイSi
二液溶剤遮熱フッ素(二回) 3,300 サーモアイ4F
縁切り 縁切り部材設置(2ヶ所/枚) 385 タスペーサー スレート屋根

その他外装塗装工事 単価基準表

項目 内容 単位 単価(円) 主な適応素材
破風 サンドペーパー
一液溶剤シリコン
m 770 ファインシリコンセラUV
軒裏(D=450) サンドペーパー
アクリル樹脂塗料
m 1,320 ケンエースGⅡ
雨樋 サンドペーパー
一液溶剤シリコン
m 770 ファインシリコンセラUV
庇屋根(D=300) サンドペーパー
二液エポキシ錆止め
一液溶剤シリコン
m 1,650 ハイポンファインプライマー
ファインシリコンセラUV

諸経費 単価基準表

項目 内容 単位 単価(円)
産業廃棄物処分費
養生費 275
安全管理費 施工費の5~10%

養生費

施工にあたり、非塗装部分をマスキング及びビニール養生する費用です。 通常は、外壁塗装面積分の数量に基準単価を掛けて計上させて頂きます。

 

安全管理費

上記施工に伴う現場経費(運搬費・駐車代・現場管理費)及び施工品質を維持するうえでの一般管理費(事務所管理費)を指します。 会社の近隣で駐車費用などが発生しなければ安く、遠方でかつ工事車両の駐車費や現場管理者の常駐の必要性がある場合ほど、割合は高くなります。 当社では上記施工費の5%~10%を諸経費として計上させて頂いております。

塗り替え時期と必要性

塗り替えの最適な時期について

塗り替えの工程

塗装(下塗り、中塗り、上塗りの3工程が基本ですが、塗装システムにより工程が増えます)

工事価格(参考価格)

塗装工事の見積の価格は、1. 作業性、2. 工法、3. 現在の塗膜(または下地)の状況によって変わります。ここに一律に単価を決定出来ない難しさと比較の難しさもあります。
下記の表はある大手材料メーカーの設計価格表の抜粋です。塗装システムに関してはメーカーの製品名が書かれ判りにくくなってしまいますので、塗料の耐久性を決定付ける主成分 の樹脂の視点から分類させていただきました。

工事

資材運搬トラックが建物の前に止めることができない場合や、隣との間が極端に狭く、明らかに作業効率が悪くなると判断される場合は、別途費用がかかります。 階層が高ければそれに応じて単価は上がります。

外壁下地処理 単価基準表

シーリング工事 単価基準表

外壁塗装: モルタル・サイデイング・ALCの塗装仕様 単価基準表

屋根下地処理 単価基準表

屋根塗装 単価基準表

その他外装塗装工事 単価基準表

諸経費 単価基準表

養生費

施工にあたり、非塗装部分をマスキング及びビニール養生する費用です。 通常は、外壁塗装面積分の数量に基準単価を掛けて計上させて頂きます。

安全管理費

上記施工に伴う現場経費(運搬費・駐車代・現場管理費)及び施工品質を維持するうえでの一般管理費(事務所管理費)を指します。 会社の近隣で駐車費用などが発生しなければ安く、遠方でかつ工事車両の駐車費や現場管理者の常駐の必要性がある場合ほど、割合は高くなります。 当社では上記施工費の5%~10%を諸経費として計上させて頂いております